良くある質問シリーズ

TOEIC900点を最速で取得する勉強法!難易度や勉強時間、おすすめの参考書も知りたい!

「TOEIC900点取得」は、海外生活者や英語圏の帰国子女でもなければ取れないような、途方もない目標に思えるかもしれません。

しかし、TOEICは出題傾向がはっきりしており、しっかり対策すれば誰でも高得点取得を目指せます。

筆者は留学経験もないノンネイティブですが、日本で独学で勉強し、TOEIC935点を取得しました。

今回は、

「TOEIC900点を取りたいけど、難しそう…」
「難易度や必要な勉強時間は?」
「なるべく早く取得したいので効率的な勉強法が知りたい!」

という方に向け、TOEIC900点の難易度や効率的な勉強方法をご紹介します。

TOEIC900点の難易度は?

取得者は全体の上位3~4%

TOEIC900点以上の取得者は、全体の上位3~4%前後だと言われています。

このことから、TOEIC900点を取れればかなりアドバンテージになることがわかりますね。

正答率90%以上が必要

TOEIC900点を取るためには、試験において約90%の正答率が求められます。あくまで目安なので、ざっくり90%という感じで捉えてください。

「え?90%も取らないといけないの?ムリムリ…!」と思った方、少し待ってください。

これくらい間違えてもOK!

90%の正答率が必要ということは、裏を返せば、10%は間違えてもいいということ。

TOEICはリスニング100問、リーディング100問で構成されていますが、合計200門のうち「20問くらい」は落としてしまっても大丈夫なんです。

厳密に言うと200問中「181〜184問」くらいの正解、つまり19問弱のミスに抑えればよいということになります少し気が楽になりませんか?

TOEIC公式サイトが公表しているわけではないのであくまで目安ですが、TOEICスコア換算表などもぜひ調べてみてください。

英検準1級レベル

また、TOEIC900点は英検に換算すると「準1級」レベルに該当します。

文部科学省の資料によると英検準1級はTOEICのスコアで言うと「785〜945点」。

つまり、TOEIC900点は英検1級寄りの準1級レベルだといえるでしょう。

両方チャレンジするのも◎

あくまで英検とTOEICは出題形式が異なる試験であるため、目安の1つと考えましょう。

TOEIC受験者のなかには、英検も合わせて受験されている方も。

どちらも履歴書に書ける資格であるため、両方一気にチャレンジしてしまうのもありですね。

TOEIC900点の英語レベル

海外で仕事ができるレベル

TOEIC900点の英語レベルは、ざっくり言うと「海外でも十分に仕事ができるレベル」です。

TOEICはスコアに応じてコミュニケーション能力が5段階評価されますが、900点は最上位の「レベルA(860点以上)」。

ガイドラインには「Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる。」と定義されています。

海外勤務の1つの安心材料に

ネイティブスピーカーとは差があれど、ネイティブの方たちと仕事をしたり、コミュニケーションを取ったりできるレベルということですね。

海外で仕事をしたい方は、TOEIC900点取得が1つの安心材料になりそうです。

単語数の目安は「10,000語以上」

TOEIC900点取得に必要な単語数の目安は、10,000語以上とされています。

それも単語を「なんとなく聞いたことがある」程度ではなく、「瞬時に意味を理解できる」レベルで知っている必要があります。

制限時間内に文章をどんどん読み進める必要があるため、いちいち「この単語、どんな意味だっけ?」と立ち止まる時間がないんですね。

ビジネスシーンで使える単語

また、TOEICは他の英語の試験の中でもとりわけビジネス的な内容が問われる試験となります。

英検や受験英語などとは頻出単語も異なるため、ただやみくもに単語を覚えるのではなく、TOEIC専用の対策をするのがおすすめです。

TOEIC対策に特化した単語帳や、TOEIC模試や問題集で出てきた単語をしっかりマスターしましょう。

「高校英語」の文法を完璧に

TOEIC900点を取得するために必要な文法レベルについては「高校英語を完璧にする」というのを一つの目安にしてください。

TOEIC試験では長文問題も難関な論文などではなく、あくまでビジネスシーンで使われるようなものがほとんど。

そのため、高度な文法をマスターするというより基礎的な部分をしっかりと固めておくというイメージで勉強するのがおすすめです。

TOEICのPart5は要対策

TOEICのリーディングセクションのPart5では、文法力を問われる問題が出されます。

Part5頻出の文法やイディオムも多いため、Part5対策に特化した問題集で対策するのもおすすめです。

やりがちなケアレスミスやひっかけ問題の対策にもなるため、スコアアップしやすいポイントだともいえるでしょう。

おすすめの参考書がこちら。

解説が丁寧なので、こちらもおすすめです。

筆者はこれに直接書き込みをせず何周もノートに解き、Part5でほぼ満点を取れるようになりました。

リスニングレベルは?

TOEIC900点取得に必要なリスニングレベルは、「英語を日本語に訳すのではなく、英語のまま理解」できるレベルです。

しかし、英語が母国語でない方や普段英語で話す機会が少ない方にとって、英会話の内容をすべて理解するのは難しいですよね。

すべての内容を完璧に聞き取れなかったとしても、重要箇所をしっかり聞き取れれば、900点の取得は目指せます。

TOEICのリスニングも出題パターンが、専門のリスニング対策本を使用して、聞き取り方のコツを学んでいきましょう。

おすすめの参考書がこちら。

Yahoo!ショッピング公式サイトより

この参考書はリーディング対策もできますが、リスニング対策がとにかく優秀。

音声のスピードを倍速、あるいはゆっくりなど変えて聞くことができたり、英語の訛りの対策もできます。

筆者はこの参考書をやり込んでから、TOEICのリスニングの聞こえ方が変わりました。

英語がゆっくり聞こえ(実際スピードは変わっていないのに)、一語一語ハッキリ区切って聞こえるようになったという感覚です。

この参考書のリスニングセクションを繰り返しやり込めば、かなりリスニングのスコアは上がるのではないでしょうか。

リスニングパートはリーディングパートよりもスコアを上げやすいので、しっかり対策していきましょう。

最短でTOEIC900点に近づくコツ

生活リズムを整えよう

TOEIC900点を取得するにあたりとても重要になるのが、生活リズムを整えること。

TOEICリスニング約45分+リーディング約75=2時間の試験で、その間しっかり集中力を発揮する必要があります。

約2時間の試験中に頭をフル回転させるためにも、生活リズムを整え「集中力」を上げる必要があるのです。

ケアレスミスを減らして点数UP

集中力をアップさせることは、ケアレスミスをグッと減らすことにも繋がります。

逆に集中力が途切れると、テスト中に眠くなったり気が散ったりして、ケアレスミスが増えます。

普段なら聞き取れるリスニング問題をつい聞き逃したり、リーディングの長文問題でうとうとして、時間を大幅に浪費したり。

せっかく試験対策をしてきたのに、集中力が途切れたせいで取れたはずの点数を落としてしまっては悔しいですよね。

「朝活」を習慣づける

そこで心がけていただきたいのが、集中力をアップさせるのに効果的な「朝活」。

朝型の生活を心がけると、効率的に英語の学習ができるだけでなく、集中力そのものを高められます。

高いパフォーマンスを発揮できる

午前中に勉強すると、午後に比べて頭がすっきりし、集中しやすいと感じた経験はありませんか?

集中力を高めやすい時間帯に勉強する習慣をつけると「高い集中力を保つクセ」のようなものが自然と身につきます。

その結果、テストなど限られた時間の中で高いパフォーマンスを発揮できるのです。

試験2週間〜1ヶ月前から準備しよう

充分に実力を発揮するためにも、TOEICの試験日から少なくとも2週間、できれば1ヶ月くらい前から、生活リズムを整えておきたいもの。

夜はしっかり睡眠を取り、朝起きてしっかり頭を働かせる習慣を作っておくのがおすすめです。

脳のゴールデンタイムを有効活用しよう

「生活リズムを整えること」は、集中力を高めるほかにも、いいことづくめ。

その1つが、早起きすることで「脳のゴールデンタイム」を英語の学習にあてられることです。

「脳のゴールデンタイム」とは?

脳のゴールデンタイム」とは、朝起きてから約2時間ほどの、記憶力が高まる時間帯のこと。

単語などの暗記や文法学習にも効果的で、これを利用しない手はありません。

朝少し早めに起きて、グングン知識を吸収できる「脳のゴールデンタイム」に英語を勉強してみてはいかがでしょうか。

TOEIC 900点に必要な勉強時間

100点アップに200〜300時間必要

900点以上を取るために必要な勉強時間は、現在の自分のスコアによって異なります。

TOEICで100点スコアアップするためには、ざっくりと200〜300時間の勉強時間が必要とされています。

例えば現在「TOEIC700点」の方が900点を取るには、「400〜600時間の勉強時間」が必要ということですね。

この場合、1日2時間勉強したら、かかる日数は200日〜300日程度。

したがって、TOEIC700点の方なら「半年~1年」で、TOEIC900点を目指せることになります。

かかる日数を計算してみよう

個人差もあるため、あくまで目安ですが、現在のご自分の点数と照らし合わせ、どれくらい時間がかかるかをざっくり計算しておきましょう。

TOEIC800点から900点を目指す場合は特に難関なため、もう少し大目に勉強時間を見積もってもよいでしょう。

「時間」より「タスク」量で判断

先ほども記載しましたが、TOEIC900点取得に必要な勉強「時間」はあくまで目安です。

ダラダラ時間をかけて勉強するだけなら定着しづらいですし、集中して取り組めばその分時間は短くて済みます。

そのため、個人的には勉強「時間」だけでなく、完了した「タスク」も目安とするのがおすすめです。

たとえば「今日は参考書をここまで解いたら完了」、「この期日までにこの参考書を終わらせよう」など。

ただ時間を計って勉強するより、こちらの方がより確実ですよね。

時間をかけるのも大事ですが、勉強時間の「質」も同時に上げていきましょう。

「英語コーチング」の利用もおすすめ!

「ここまでTOEICの勉強法について読んできたけど、ちゃんとこなせるか不安…。」

そんな方は、「英語コーチング」のサービスを同時並行で利用するのがおすすめです。

「英語コーチング」サービスでは、専属パーソナルトレーナーによる2~3ヶ月の集中的なサポートを受けられます。

短期間でスコアを上げたい方に◎

「英語コーチング」は、一人で勉強できるか不安な方や、短期間で効率的にスコアを上げたい方におすすめのサービス。

もちろん自分で勉強することに変わりはないのですが、学習の進捗や苦手分野などをしっかり分析してもらえます。

ダイエットで例えると「ライザップ」のような感じ。運動面だけでなく食事管理や精神面でのサポートもしてもらえるため心強いですよね。

『プログリット(PROGRIT)』

短期間で確実にスコアアップしたい方におすすめな英語コーチングサービスが、『プログリット(PROGRIT)』。

『プログリット』はTOEIC学習に強く、3ヶ月でTOEIC400点UPなど、短期間で大きくスコアアップしている受講生を多く輩出しています。

やや価格設定は高めですが、それでもとにかく早く目標のTOEICスコアに到達したい方におすすめのサービスです。

うれしい「無料カウンセリング」

また、『プログリット』では「無料カウンセリング」も受けることができます。

現在の学習状況をカウンセリングし、その問題点や効率的なスコアアップ方法などを一緒に組み立ててもらえます。

気になる方は、まず無料カウンセリングから相談してみるのもおすすめですよ。

まとめ

今回は、TOEIC900点取得の難易度やおすすめの勉強方法などをご紹介しました。

誰でも取得できる可能性があり、取得すると大きく可能性が広がるのが「TOEIC900点」。

自分には無理かもと思っていた方も、ぜひこの機会に一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。

 

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